2014年1月13日月曜日

社会福祉の考え方。金と幸福とやる気と

にも触れたが、社会福祉の今後の考え方として北欧が先進的だと書いた。
だが、話を聞いている限りどうなのだろうと思ってしまった。

確かにノルウェーなどは社会保障や社会不適合者へのサポートがしっかりしており、ステータスを求めた就活やお金の心配をする求職者はいないらしい。
その上で、自分らしさを求めたり、やりたいことをやってみるのを社会的に認めているという懐の深さだ。
ワークシェアリング制度など、常に好きで得意なものを仕事にできるという経済政策と共に社会福祉の柱だ。
スウェーデンの企業が好調で、北欧三国が一人当たりGDPが6万ドル台に乗っているのを見ると方向性として正解に思える。

しかし、リスクを保障してもらおうという考え方は、日本の終身雇用制度と本質的に変わらない。
保障するのが企業か政府かの違いだけだろう。
今後、終身雇用が破綻する中で日本の将来を分ける分岐点はここら辺にあるかもしれない。

モチベーション理論などと合わせてもう少し深く考えてみたい。

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